Wienners「DIAMOND」~キラリ輝く奇想天外ポップワールド~


Wienners「DIAMOND」(2014)

2013年メジャーデビューの男女4人組バンド Wienners のメジャー1stフルアルバム。
ボーカルの玉屋2060%さんはアイドルグループ でんぱ組.inc に楽曲を提供していることで知られる。
ハイテンションで突っ走るカラフルポップサウンド。
様々な音楽的要素を取り入れた、独特の音楽観。


カラフルな音に乗せて突っ走る「DIAMOND DUST」
SE的な役割の一曲。

前曲の勢いのまま疾走するシングル曲「蒼天ディライト」
4つ打ちギターロック+キーボードというポップなサウンド。

「誰かの罵声と嫌味が耳触り 邪魔なエネミーと野次を 蹴飛ばせばパラダイス」

どんな事をするにしても、邪魔する奴って出てくるんだよな。悲しい事に。
アジアンテイストのサウンドも入っていたりと、彼ららしいエッセンスが散りばめられている。

民族音楽チックの「天地創造」
この曲を聴いていると、世界中を旅している気分になる。
サビの幸福感が良い感じ。世界が広がっていく。

メンバーの演奏力の高さが分かるファンキーな「FUCK OFF」
2分にも満たない短い楽曲の中で、「大嫌い」というフレーズが印象的。

女性ボーカルが爽やかな「片瀬江ノ島」
80年代風アイドルポップなメロディを現代風にアレンジしましたという感じ。
流石はアイドルに楽曲提供しているだけあって、ツボをついている。

キーボードとギターカッティングの絡みから始まる「VIDEO GIRL」
初音ミクに書き下ろした楽曲で、それに乗っ取った歌詞。
ラストの激しいギターソロが聴き所か。

今までとは印象ががらりと変わるミドルテンポの「Play for」
急に日常的な歌詞になって、少し驚き。

「好きな事があれば それだけで 楽しいな」

辛い事があっても、好きな事のために頑張れるというのはあるね。

イントロのギターフレーズがおしゃれな「南無阿弥陀仏のリズムに乗って」
キーボードの音色が浮遊感をもたらす。
しかし、僕が聞いた事のある「南無阿弥陀仏」はこんなリズムじゃなかったぞ。

全力疾走感があるシングル曲「LOVE ME TENDER」
ギターを掻き鳴らすエモ―ショナルなブレイクが聴き所か。
ラストはしっとり歌われるのも特徴。

突き抜けた感じのするサビが印象的な「ドリームビート」

「歌手のくせにロクに愛を歌えない自分を ぶっ壊して 蹴っ飛ばして 紡いで繋ぐよ 愛の言葉」

「愛」を歌う必要なんてないよ。音楽に対する「愛」は十分伝わったよ。

シンセの音がやたら華やかな「ELECTRIC FOR YOU」
キャッチーなサビが耳に残る。間奏にセリフが入る。

ロック色の強いハードな一曲「ASTRO BOY」
意味不明な歌詞。勢いだけで飲み込んでいく。

ベースラインが印象的な長めのイントロで始まる「雪国」
というか、イントロだと思っていたら歌詞が乗っかっていた。
「あああああ」も歌詞表記するなんていかんでしょ。


カオス感MAXのごちゃ混ぜサウンドをポップに仕立て上げるのが上手い。
一つ間違えば、無茶苦茶になりそうな所をメンバーの演奏技術の高さで成立させている。
歌詞は基本的によく分からない・・・。僕が歌詞の意味を考えちゃうタイプなので、ちょっと取っつきにくかったかな。

ハイテンションで突っ走る楽曲の中に光る、民族音楽の要素に魅力を感じる。
各地のフェスに参加するなど、活動も精力的でこれからもどんどん楽曲を送り出してくれそう。
奇想天外な楽曲で、音楽シーンをかき回してほしい!

評価:B

① DIAMOND DUST
② 蒼天ディライト
③ 天地創造
④ FUCK OFF
⑤ 片瀬江ノ島
⑥ VIDEO GIRL
⑦ Play for
⑧ 南無阿弥陀仏のリズムに乗って
⑨ LOVE ME TENDER
⑩ ドリームビート
⑪ ELECTRIC FOR YOU
⑫ ASTRO BOY
⑬ 雪国



このエントリーをはてなブックマークに追加

テーマ : 男性アーティスト
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

S.S

Author:S.S
1990年生まれ。愛知県出身。東京都在住。
音楽に生かされている人間です。
どれだけ続くかわかりませんが、邦楽のアルバムレビューをしていきます。

twitterのアカウントあります。
フォローいただけると、嬉しいです!

Feedyに追加
follow us in feedly
S.Sのつぶやき
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる